時間通りに出かけられない 詳しくなるということ

金曜日はお休みを取って普段行かないところに行ってちょこまかと美味しいものを食べた。

 

午前中は例によって寝起きと段取りの悪さによって一悶着あった。これは本当はマインドセットの話で、予定していた時間に必ず出なければいけないと強くはっきり理解していれば遅刻はしない。そういうときはあらゆることを横に置いて時間に合わせる最低限のことしかしないから。時間通りに出られない時は、それを上回る大事なこと(に思える)事柄が横入りしてきている。で、その横入りしてくるものというのは、瑣末なことに見えてもそのときの自分をメンテナンスしたり盛り上げたりするものだったりして、睡眠と同レベルで大事だと思っている。ちなみに、この自分というのは、自分の服や部屋も含まれる。

 

じゃあそこまでわかってるんだったら治しなさいよという話なんだけど、朝のぼーっとした頭でゼロからマインドセットしていくのは不可能なので、前日夕方くらいまでに、大きい予定の時は数日前とか1週間前くらいからわかるとかなり良い。1週間前にわかると何が良いかというと、予定のある週の週末にできない家事や用事を先回りしてやったり気持ちの上で諦めをつけてしたりできるから。

で、この辺のことは私の中では自明なことなのですが、他者には言わなきゃわかんないのよね。

 

肝心の美味しいものをちょこまか食べまわる会は、料理つくってる2人と行ったので、味の解像度が高くて面白かった。この解像度高いというのがわたしはどうやら好きらしい。知らないから知ってるになり、どんどん詳しくなるのが楽しい。詳しくなるというのは、そのものごとの感触を知っていて、それを再現できることだと思う。再現するというのは、つくったり模倣したりということもあるが、適切な言葉をあてられることな気がする。